雲南市議会 > 2020-06-24 >
令和 2年 6月定例会(第5日 6月24日)

  • "原子力発電"(/)
ツイート シェア
  1. 雲南市議会 2020-06-24
    令和 2年 6月定例会(第5日 6月24日)


    取得元: 雲南市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-22
    令和 2年 6月定例会(第5日 6月24日)   ────────────────────────────────────────    令和2年 6月(定例)雲 南 市 議 会 会 議 録(第5日)                            令和2年6月24日(水曜日) ────────────────────────────────────────               議事日程(第5号)                        令和2年6月24日 午後1時30分開議 日程第1 各委員長報告 日程第2 委員長報告に対する質疑 日程第3 討論 日程第4 表決 日程第5 発議第1号 雲南市議会基本条例の一部を改正する条例について 日程第6 発議第2号 新たな過疎対策法の制定に関する意見書 日程第7 発議第3号 島根原子力発電所の安全確保と早期の安全協定締結を求める決議 日程第8 議員の派遣について 日程第9 委員会継続審査調査の件      ───────────────────────────────               本日の会議に付した事件 日程第1 各委員長報告 日程第2 委員長報告に対する質疑
    日程第3 討論 日程第4 表決 日程第5 発議第1号 雲南市議会基本条例の一部を改正する条例について 日程第6 発議第2号 新たな過疎対策法の制定に関する意見書 日程第7 発議第3号 島根原子力発電所の安全確保と早期の安全協定締結を求める決議 日程第8 議員の派遣について 日程第9 委員会継続審査調査の件      ───────────────────────────────                出席議員(21名)       1番 上 代 和 美       2番 中 林   孝       3番 松 林 孝 之       4番 中 村 辰 眞       5番 原   祐 二       6番 矢 壁 正 弘       7番 白 築 俊 幸       8番 細 木 照 子       9番 佐 藤 隆 司       10番 藤 原 政 文       11番 西 村 雄一郎       12番 土 江 良 治       13番 安 井   誉       14番 細 田   實       15番 藤 原 信 宏       16番 堀 江   眞       18番 堀 江 治 之       19番 小 林 眞 二       20番 深 田 徳 夫       21番 周 藤 正 志       22番 山 﨑 正 幸      ───────────────────────────────               欠席議員(なし)      ───────────────────────────────               欠  員(1名)      ───────────────────────────────              事務局出席職員職氏名 議会事務局長 ──── 三 原 修 三  書記 ──────── 吾 郷   静                      書記 ──────── 高 木 作 真      ───────────────────────────────             説明のため出席した者の職氏名 市長 ──────── 速 水 雄 一  副市長 ─────── 藤 井   勤 教育長 ─────── 景 山   明  病院事業管理者 ── 原 田 正 俊 総務部長 ────── 内 田 孝 夫  政策企画部長 ──── 西 村 健 一 防災部長 ────── 中 村 清 男  市民環境部長 ──── 須 田   弘 健康福祉部長 ──── 狩 野 明 芳  産業観光部長 ──── 嘉 本 俊 一 農林振興部長 ──── 日 野   誠  建設部長 ────── 西 川   徹 会計管理者 ───── 河 角 郁 夫  水道局長上下水道部長 細 木 弘 志 教育部長 ────── 佐 藤 慎 治  子ども政策局長 ─── 加津山 幸 登 市立病院事務部長 ── 石 原   忍  大東総合センター所長  中 島   豊 加茂総合センター所長  田 中 孝 治  木次総合センター所長  菅 田 和 美 三刀屋総合センター所長 杉 原 律 雄  吉田総合センター所長  和 泉 博 之 掛合総合センター所長  小 川 浩 平  総務部次長 ───── 末 次 治 良 財政担当課長 ──── 奥 井 英 孝  代表監査委員 ──── 谷 戸 邦 夫     ───────────────────────────────               午後1時30分開議 ○議長山﨑 正幸君) ただいまの出席議員は21名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、配付したとおりであります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第1 各委員長報告議長山﨑 正幸君) 日程第1、委員長報告を行います。  各委員会に付託された議案について、各委員長からの報告を求めます。  初めに、総務常任委員長、3番、松林孝之君。 ○総務常任委員会委員長(松林 孝之君)     ───────────────────────────────                               令和2年6月24日  雲南市議会議長 山 﨑 正 幸 様                      総務常任委員会委員長 松 林 孝 之               総務常任委員会審査報告  議案第55号 雲南特別職の職員の給与の特例に関する条例の制定について  議案第56号 雲南高速バス停留所条例の一部を改正する条例について  議案第62号 畑鵯辺地外13辺地に係る総合整備計画の策定について  議案第63号 過疎地域自立促進計画の変更について  議案第64号 小型動力ポンプ付積載車購入契約について  本委員会は、令和2年6月15日に付託された、上記の議案審査した結果、原案を可決すべきものと決定したから、会議規則第111条の規定により報告します。     ───────────────────────────────  令和2年6月定例会総務常任委員会委員長報告。本委員会に付託された議案5件について、6月19日に委員会を開催し、7名の委員審査を行いました。詳細な報告は省略し、主な点について口頭で報告します。  議案第55号、雲南特別職の職員の給与の特例に関する条例の制定について。  この条例は、市長、副市長、教育長の給与を本年7月1日から本年11月30日までの間、10%減額するもので、新型コロナウイルス感染症対策に決意と覚悟を持って取り組むためとされています。  質疑では、総額は幾らか、期間はなぜ11月までなのか、10%の根拠はとの問いに、影響額は123万円、期間は11月が任期であること、減額率はこれまで行ってきた減額を妥当として決定したとの答弁に対し、コロナ対策であれば、任期ではなく、市の方針として打ち出すべきではとの指摘に、11月は一定の区切りであって、その後の後任の市長がどうされるかはその時点で判断されるものと考えるとの答弁でした。  影響額123万円が会計上は一般財源に含まれるようになるが、コロナ対策として確実に活用されるよう求めました。  議案第62号、畑鵯辺地外13辺地に係る総合整備計画の策定について。  平成31年度をもって前期計画が終了したため、改めて基準となる辺地度点数を算定し、新たに14辺地として計画を策定するものです。  質疑では、点数には105点から182点の幅があるが、点数の差が事業優先順位に関係するのかとの問いに、基本的には点数に関係なく、全体を見て計画策定するとの答弁でした。  議案第63号、過疎地域自立促進計画の変更について。  令和2年度の過疎債を活用して新たに実施する事業を追加するものです。  現行の過疎法は来年3月に失効となるが、その後の状況は、また、コロナによる影響はないのか、さらに、FTTH化で大きな財源が必要となり、過疎債を投入した後、ほかの事業に影響はしないのかとの問いに、新過疎法については、8月頃具体が示されるとの情報がある。コロナ対策に伴う状況については、国の動向に注視する。FTTH化については、ほかの有利な財源や補助金等の活用に努めるとの答弁でした。  新過疎法については、本定例会において議会としても国に対し発議を行う予定としており、執行部からも強く働きかけるよう求めました。  主な審査状況は以上のとおりです。  採決の結果、付託された議案5件は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、総務常任委員会報告とします。 ○議長山﨑 正幸君) 次に、教育民生常任委員長、6番、矢壁正弘君。 ○教育民生常任委員会委員長(矢壁 正弘君)     ───────────────────────────────                               令和2年6月24日  雲南市議会議長 山 﨑 正 幸 様                    教育民生常任委員会委員長 矢 壁 正 弘              教育民生常任委員会審査報告  議案第57号 雲南手数料徴収条例の一部を改正する条例について  議案第58号 雲南国民健康保険条例の一部を改正する条例について  議案第59号 雲南後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例について  議案第60号 雲南放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について  議案第61号 雲南市立保育所条例の一部を改正する条例について  議案第67号 令和2年度雲南国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)  本委員会は、令和2年6月15日に付託された、上記の議案審査した結果、原案を可決すべきものと決定したから、会議規則第111条の規定により報告します。     ───────────────────────────────  令和2年6月定例会教育民生常任委員会委員長報告。本委員会は、付託された議案6件について、6月18日に委員会を開催し、7名の委員審査を行いました。詳細な報告は省略し、主な点について口頭で報告いたします。  議案第57号、雲南手数料徴収条例の一部を改正する条例について。  本条例改正は、情報通信の技術の利用に関する法律等の一部を改正する法律が令和元年5月31日に公布されたことによる住民基本台帳の一部及び行政手続における特定の個人を識別する番号、マイナンバー利用等に関する法律の一部改正に伴い、雲南手数料徴収条例の一部を改正するものです。
     戸籍の附票の除票とはどういうことかとの問いに、戸籍は、本籍地以外へ転籍や死亡等により戸籍記載者全員が除籍となる場合、それに付随した住所履歴が記載されている戸籍の附票も除票になるとの答弁でした。  また、除票という項目はもともとあったのかとの問いに、もともとあったもので、戸籍の附票の中で対応してきたが、住民基本台帳保護の改正により追記されたとの答弁でした。  議案第58号、雲南国民健康保険条例の一部を改正する条例について。  本条例改正は、新型コロナウイルス感染症に感染するなど一定の要件を満たした被保険者に対し傷病手当金の支給及び感染症により収入が減少した被保険者に係る保険料減免申請における提出期限の特例のため、条例を改正するものです。  給与等の支払いを受けている被保険者が感染し、服務に服することができなくなった際に傷病手当金が支給されるが、雇主やフリーランスの方が感染したときには支給されないのかとの問いに、国からの通知により、給与の支給を受けている者に限るとされているので、雇主への支給はできないとの答弁でした。  また、保険料の減免の判断はどのようにするのかとの問いに、令和2年度の収入見込みの判断をもって減免の措置を行う。国の見解では、一定の合理性が求められることが前提だが、明らかに不正や故意と認められる場合を除き、見込みと実績が異なった場合でも修正申請や返還の必要はないと回答を得ている。不明な点については、国等に問合せを行い対応するとの答弁でした。  議案第60号、雲南放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について。  本条例改正は、第10条第3項中、「指定都市」の次に「若しくは同法第252条の22第1項の中核市」を加えるものです。  中核市は人口20万人以上の都市だが、近隣では松江市でよいのか、松江市で研修を修了すればよいということか、また、各児童クラブ児童支援員2名以上の配置が必要だが、不足はないのかとの問いに、島根県では松江市が中核市に指定されているので、松江市で研修を受講すればよい。支援員については、ほとんどの児童クラブで充足している。加茂の第2児童クラブで不足しているが、補助員をもって対応している。今後、研修を受講される予定があり、増えていくとの答弁でした。  主な審議状況は以上のとおりです。  採決の結果、付託された議案6件は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  以上、教育民生常任委員会報告といたします。 ○議長山﨑 正幸君) 次に、産業建設常任委員長、5番、原祐二君。 ○産業建設常任委員会委員長(原 祐二君)     ───────────────────────────────                               令和2年6月24日  雲南市議会議長 山 﨑 正 幸 様                    産業建設常任委員会委員長 原   祐 二              産業建設常任委員会審査報告  議案第65号 (仮称)加茂BSスマートインターチェンジ事業用地内にある市有地無償譲渡契約について  議案第68号 令和2年度雲南生活排水処理事業特別会計補正予算(第1号)  議案第69号 令和2年度雲南水道事業会計補正予算(第1号)  議案第70号 令和2年度雲南工業用水道事業会計補正予算(第1号)  議案第71号 令和2年度雲南下水道事業会計補正予算(第1号)  議案第72号 分庁舎施設整備事業上下水道部庁舎建設建築主体工事請負契約について  本委員会は、令和2年6月15日に付託された、上記の議案審査した結果、原案を可決すべきものと決定したから、会議規則第111条の規定により報告します。     ───────────────────────────────  本委員会に付託された議案6件について、6月17日に委員会を開催し、6名の委員審査を行いました。詳細な報告は省略し、主な点について口頭で報告いたします。  議案第70号、令和2年度雲南工業用水道事業会計補正予算(第1号)について。  資本的支出取水配水設備拡張改良費90万円は、第3取水ポンプを更新する工事請負費です。  ポンプ故障の原因と故障中の供給についての質疑に対し、鉄、マンガンの付着、水質による負荷が原因と考えられる。故障中は既存の取水井からの水量を増やし、日量1,600立方メートルを確保したとの答弁でした。  また、引当金2,194万円での修理は考えられないのかとの質疑に対し、資産の取替えや改良は4条、資本的支出工事請負費とし、修繕により資産の変更がない場合には引当金での対応もあるとの答弁でした。  主な審査状況は以上のとおりです。  採決の結果、付託された議案6件は、全て全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、産業建設常任委員会報告とします。 ○議長山﨑 正幸君) 次に、予算審査特別委員長、13番、安井誉君。 ○予算審査特別委員会委員長(安井 誉君)     ───────────────────────────────                               令和2年6月24日  雲南市議会議長 山 﨑 正 幸 様                    予算審査特別委員会委員長 安 井   誉              予算審査特別委員会審査報告  議案第66号 令和2年度雲南一般会計補正予算(第2号)  議案第73号 令和2年度雲南一般会計補正予算(第3号)  本委員会は、令和2年6月15日に付託された、上記の議案審査した結果、原案を可決すべきものと決定したから、会議規則第111条の規定により報告します。     ───────────────────────────────  本委員会に付託された議案2件について、各分科会に委託し、それぞれ審査を行い、その状況について、6月23日に予算審査特別委員会を開催し、各分科会長からの報告を受け、質疑討論、採決を行いました。審査の経過と内容の主な点を口頭で報告をいたします。  議案第66号、令和2年度雲南一般会計補正予算(第2号)における主な分科会報告は、総務分科会長から、グリーンスローモビリティ実証事業150万円は、ラストワンマイルの交通課題を把握、整理するため、スローモビリティーによる実証運行を行うものであります。今回は大東地区で実証されるが、将来的には全市で運行するのかとの問いに、実証は大東で行うが、将来的に公共交通の一端を担えるのか検証し、運行エリアについては、一般通行車両との兼ね合いもあることから、同時に検討するとの答弁があったと報告がありました。  次に、教育民生分科会長から、適正実施推進事業106万2,000円の補正は、主に日常生活支援住居施設の創設に伴う生活保護システム改修費用です。施設の創設は今年度4月の申請で、10月から事業開始だが、本市内で申請が出されるような無料低額宿泊施設はあるのか、雲南市自体が施設を設置する考えはないかとの問いに、市内にも県内にも該当はない。生活保護受給者住居確保という観点から、全国的に施設が不足している。市が設置することも可能だが、現在、生活保護世帯は111世帯あり、一部公営住宅に入居していらっしゃるが、多くの方は持家がある。市として直ちに施設確保の考えはないとの答弁であったと報告がありました。  次に、産業建設分科会長から、議案第73号、令和2年度雲南一般会計補正予算(第3号)における報告は、食の幸発信施設整備事業3,300万円の建築実施設計業務のほか委託料及び事業認定申請のほかの役務費であります。10億円の投資による施設整備については農業振興として必要なのかとの質疑に対し、施設整備は、農産物が売れる場所を提供・整備することで生産意欲を図ることであり、本市の農業振興につながるとの答弁でした。  集客については、コロナ禍における状況で計画どおり見込めるのかとの質疑に対し、魅力的な施設整備により売上げ3億円、集客30万人を目指していくとの答弁でありました。  また、集客に向けた道路整備公園整備を将来は計画していくべきとの意見がありました。  生産者見込み生産出荷計画等質疑に対し、生産者は50代、60代の掘り起こし、60代以降の休眠会員農業法人等の大規模農家へ働きかけを進める。生産出荷計画については、適地での栽培指導、会員のグループ化による生産によるシステム強化を図り、JA及び生産者との協議により、今後計画を示すとの答弁であったとの報告がありました。  質疑については特にありませんでした。  産業分科会長報告議案第73号、令和2年度雲南一般会計補正予算(第3号)、食の幸発信施設整備事業に対して、コロナ禍の今、多額の3,300万円の補正をして事業を進める必要性緊急性があるかは疑問である。既に市民説明がされて理解が深められている事業であればまだしも、今現在、事業概要が説明されていない。早期に市民説明をされ、説明責任を果たされることが必要である等の理由により、3名の委員より反対討論がありました。  採決の結果、議案第66号、令和2年度雲南一般会計補正予算(第2号)は全会一致で、議案第73号、令和2年度雲南一般会計補正予算(第3号)は賛成多数で決定いたしました。  以上で予算審査特別委員会報告は終わります。 ○議長山﨑 正幸君) 以上で委員長報告を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第2 委員長報告に対する質疑議長山﨑 正幸君) 日程第2、委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長山﨑 正幸君) ないようですので、以上で質疑を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第3 討論議長山﨑 正幸君) 日程第3、討論を行います。  討論は、条例その他と予算の2区分に分けて行います。  最初に、議案第55号、雲南特別職の職員の給与の特例に関する条例の制定についてから議案第61号、雲南市立保育所条例の一部を改正する条例についてまでの条例7件、議案第62号、畑鵯辺地外13辺地に係る総合整備計画の策定についてから議案第65号、(仮称)加茂BSスマートインターチェンジ事業用地内にある市有地無償譲渡契約について及び議案第72号、分庁舎施設整備事業上下水道部庁舎建設建築主体工事請負契約についての一般事件5件、計12件の条例その他について行います。  原案に対する反対者の発言を許します。反対討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長山﨑 正幸君) ほかに討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長山﨑 正幸君) ないようですので、これで議案第55号から議案第61号までの条例7件、議案第62号から議案第65号及び議案第72号の一般事件5件、計12件の条例その他に対する討論を終わります。  次に、予算について討論を行います。  議案第66号、令和2年度雲南一般会計補正予算(第2号)から議案第71号、令和2年度雲南下水道事業会計補正予算(第1号)及び議案第73号、令和2年度雲南一般会計補正予算(第3号)の令和2年度補正予算7件について行います。反対討論はありませんか。  1番、上代和美さん。 ○議員(1番 上代 和美君) 1番、日本共産党上代和美でございます。議案第73号、令和2年度雲南一般会計補正予算(第3号)について、反対の態度を表明しておりますので、反対討論を行います。  この議案は、食の幸発信施設整備事業における主に測量、実施設計に係る予算です。農業者の意欲を高める上でも産直の売場を提供することには賛成ですが、10億円の予算をかけ、将来も見通しての事業です。ぎりぎりまでの熟慮をし、大きく次の3つの問題点を指摘し、判断をしたものです。  第1に、コロナ禍が続き、経済へのダメージが予測できない。また、コロナ後も計画で試算されているような集客数は今後難しくなっていくと思われる。  第2に、雲南市、雲南圏域農家数の推移を冷静に分析した場合、今計画されている施設規模への農産物出荷ができるかどうか、見通しは難しい。  第3に、市民目線で見たとき、農林畜産業の振興を図る上で、鳥獣被害対策後継者対策所得補償など直接的な支援を要望されている。  よって、市民にとってのメリットがどれだけあるのか、市民の血税を10億円使ってまですべき事業なのか総合的に検討し、反対を表明するものです。  これで反対討論を終わります。 ○議長山﨑 正幸君) ただいま反対討論がありました議案第73号に対する賛成者の発言を許します。賛成討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長山﨑 正幸君) 議案第73号に対し、ほかに討論はありませんか。  9番、佐藤隆司君。 ○議員(9番 佐藤 隆司君) 9番、佐藤隆司でございます。議案第73号、令和2年度雲南一般会計補正予算(第3号)の反対討論をいたします。  先般の一般質問11名のほとんどの議員が、新型コロナウイルスの現状や対策、今後の二波、三波の対策など、市民生活に関わる課題や問題を危惧され質問されたことは、その影響が長期化することで市内経済活動に大変大きな影響を及ぼすことや、現状でも多くの店舗や事業所、教育関係者や福祉、医療関係者など厳しい状況下であるとお聞きする中、今後もそうした状況がますます拡大していくことを危惧されているものだと考えております。  そうした状況下で、これまでにも増して不要不急と必要火急の税金の使い方の判断が求められていますが、市長は、今回の補正予算について、必要火急であり、農業振興には欠くことのできない食の幸発信推進事業答弁されています。農業振興策は、一極集中の拠点集約型の箱物10億円で農家所得の向上や振興が図られるものではございません。農業振興策と言われる産直市の問題や課題、そしてその悩みは、出荷物が集まらないことが問題であり、野菜生産者は、天候に左右されることや病害虫との闘いで、どうしたら安心・安全な農産物が安定的に生産、出荷でき、収入に反映されるかが問題とされております。決して生産者等が農産物の6次産業拠点施設の食の幸発信推進事業を求めているものではないと考えております。  そもそも市民への説明がされていない現時点で、コロナ禍の今、多額の3,300万円の補正までして事業を進める必要性緊急性があるのかは疑問であります。加えて言えば、市民の多くにはこの事業の情報は伝わっていません。既に市民説明がされて理解が深められている事業であればまだしも、今現在、事業概要が説明されていないこの事業事業実施に向け最終段階の実施計画予算計上がされることは、大きな問題と考えております。また、これまでに説明されてこなかったことも問題であり、今必要なことは、早急に市民説明をされ、説明責任を果たされることだと考えております。その上で、市民に理解をいただいた後、事業の進め方の判断をすべきと考えており、議案第73号は賛成できないため、反対討論といたします。以上です。 ○議長山﨑 正幸君) ただいま反対討論がありました議案第73号に対する賛成者の発言を許します。賛成討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長山﨑 正幸君) 議案第73号に対し、ほかに討論はありませんか。  10番、藤原政文君。
    ○議員(10番 藤原 政文君) 議案第73号、令和2年度雲南一般会計補正予算(第3号)について、反対討論を行います。  この議案では、食の幸発信施設整備事業実施計画等に関わる予算3,300万円が計上されています。歴史的緊急事態と言われる新型コロナウイルス感染症による人命、経済等に与える影響は、かつてないほどのものとなっています。そして、この感染症の第二波、第三波が危惧される今、この事業は本当に必要火急な事業と言えるのでしょうか。この食の幸発信施設整備事業は、現段階では10億円の事業費で、3年後のオープンを目指すとされています。10億円という大規模事業であり、経済行為が伴う施設整備であります。よって、現下の経済情勢、そして今後の動向を十分に注視しなければなりません。進出予定のホテル計画がその決定を一時保留にされたことは当然のことです。慎重に今後の動向を見極めなければなりません。食の幸発信施設整備も同じです。今判断すべきではないと私は思います。保留にすべきです。  この食の幸施設整備は、農業振興策が目的であるとされています。私は農業振興策が不要不急な施策などとは全く思っていません。農業振興策も大事な大事な施策です。しかし、このコロナ禍にあっては、一般質問でも申し上げたとおり、例えばこの感染症により再び長期休校を余儀なくされた場合に備え、生徒、児童の教育を担保するため、いわゆるGIGAスクール構想の早期整備及びそのインフラ整備、また、大きく落ち込んでいる市内経済の対策、そしてこの感染症の第二波、第三波に備えた感染防止策こそが必要火急な事業であり、より優先されるものであると考えます。  この歴史的緊急事態下にあって、市民の皆さんに御理解いただける税金の使い方をしなければなりません。よって、より優先される必要火急な事業費に回すべきだと考えております。  よって、議案第73号は反対であるということを申し上げ、反対討論といたします。 ○議長山﨑 正幸君) ただいま反対討論がありました議案第73号に対する賛成者の発言を許します。賛成討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長山﨑 正幸君) 議案第73号に対し、ほかに討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長山﨑 正幸君) ないようですので、議案第73号に対する討論を終わります。  ほかの議案について、討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長山﨑 正幸君) ないようですので、これで議案第66号から議案第71号及び議案第73号の令和2年度補正予算7件についての討論を終わります。  以上で討論を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第4 表決 ○議長山﨑 正幸君) 日程第4、採決を行います。  採決は、各委員長報告ごとに行います。  最初に、総務常任委員会付託議案について行います。  お諮りいたします。ただいま総務常任委員長から審査結果の報告のあった付託議案5件は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長山﨑 正幸君) 異議なしと認めます。よって、総務常任委員会付託議案5件は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、教育民生常任委員会付託議案について行います。  お諮りいたします。ただいま教育民生常任委員長から審査結果の報告のあった付託議案6件は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長山﨑 正幸君) 異議なしと認めます。よって、教育民生常任委員会付託議案6件は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、産業建設常任委員会付託議案について行います。  お諮りいたします。ただいま産業建設常任委員長から審査結果の報告のあった付託議案6件は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長山﨑 正幸君) 異議なしと認めます。よって、産業建設常任委員会付託議案6件は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、予算審査特別委員会付託議案について行います。  反対討論がありました議案1件について、電子表決により採決を行います。  初めに、議員席の参加ボタンのみを押してください。  次に、議案第73号、令和2年度雲南一般会計補正予算(第3号)について、原案に賛成の方は白色のボタンを、反対の方は青色のボタンを押してください。                 〔投  票〕 ○議長山﨑 正幸君) 投票の結果、賛成多数で、議案第73号、令和2年度雲南一般会計補正予算(第3号)については、原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。ただいま予算審査特別委員長から審査結果の報告のあった付託議案議案第66号、令和2年度雲南一般会計補正予算(第2号)については、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長山﨑 正幸君) 異議なしと認めます。よって、予算審査特別委員会付託議案議案第66号、令和2年度雲南一般会計補正予算(第2号)については、委員長報告のとおり可決されました。  これで議案に対する採決を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第5 発議第1号 ○議長山﨑 正幸君) 日程第5、細田實議会運営委員長からの提出のありました発議第1号、雲南市議会基本条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  発議第1号について、提出者の説明を求めます。  14番、細田實君。              〔14番 細田 實君説明〕     ───────────────────────────────  発議第1号 雲南市議会基本条例の一部を改正する条例について     ─────────────────────────────── ○議長山﨑 正幸君) 説明が終わりました。  これより発議第1号に対する質疑を行います。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長山﨑 正幸君) ないようですので、質疑を終わります。  お諮りいたします。発議第1号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長山﨑 正幸君) 異議なしと認めます。よって、発議第1号は、委員会付託を省略することに決定をいたしました。  次に、発議第1号に対する討論を行います。  発議第1号の原案に対する反対者の発言を許します。反対討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長山﨑 正幸君) ほかに討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長山﨑 正幸君) ないようですので、これで発議第1号に対する討論を終わります。  以上で討論を終わります。  これから発議第1号について採決を行います。  採決は、電子表決により行います。  発議第1号、雲南市議会基本条例の一部を改正する条例について、原案のとおり決することに賛成の方は白色のボタンを、反対の方は青色のボタンを押してください。                 〔投  票〕 ○議長山﨑 正幸君) 投票の結果、賛成全員で、発議第1号、雲南市議会基本条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決されました。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第6 発議第2号 ○議長山﨑 正幸君) 日程第6、松林孝之君ほか6名から提出のありました発議第2号、新たな過疎対策法の制定に関する意見書についてを議題といたします。  発議第2号について、提出者の説明を求めます。  3番、松林孝之君。              〔3番 松林孝之君説明〕     ───────────────────────────────  発議第2号 新たな過疎対策法の制定に関する意見書     ─────────────────────────────── ○議長山﨑 正幸君) 説明が終わりました。  これより発議第2号に対する質疑を行います。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長山﨑 正幸君) ないようですので、質疑を終わります。  お諮りいたします。発議第2号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長山﨑 正幸君) 異議なしと認めます。よって、発議第2号は、委員会付託を省略することに決定しました。  次に、発議第2号に対する討論を行います。  発議第2号の原案に対する反対者の発言を許します。反対討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長山﨑 正幸君) ほかに討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長山﨑 正幸君) ないようですので、これで発議第2号に対する討論を終わります。  以上で討論を終わります。  これから発議第2号について採決を行います。  採決は、電子表決により行います。  発議第2号、新たな過疎対策法の制定に関する意見書について、原案のとおり決することに賛成の方は白色のボタンを、反対の方は青色のボタンを押してください。
                    〔投  票〕 ○議長山﨑 正幸君) 投票の結果、賛成全員で、発議第2号、新たな過疎対策法の制定に関する意見書については、原案のとおり可決されました。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第7 発議第3号 ○議長山﨑 正幸君) 日程第7、藤原政文君ほか6名から提出のありました発議第3号、島根原子力発電所の安全確保と早期の安全協定締結を求める決議についてを議題といたします。  発議第3号について、提出者の説明を求めます。  10番、藤原政文君。              〔10番 藤原政文君説明〕     ───────────────────────────────  発議第3号 島根原子力発電所の安全確保と早期の安全協定締結を求める決議     ─────────────────────────────── ○議長山﨑 正幸君) 説明が終わりました。  これより発議第3号に対する質疑を行います。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長山﨑 正幸君) ないようですので、質疑を終わります。  お諮りいたします。発議第3号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長山﨑 正幸君) 異議なしと認めます。よって、発議第3号は、委員会付託を省略することに決定しました。  次に、発議第3号に対する討論を行います。  発議第3号の原案に対する反対者の発言を許します。反対討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長山﨑 正幸君) ほかに討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長山﨑 正幸君) ないようですので、これで発議第3号に対する討論を終わります。  以上で討論を終わります。  発議第3号について採決を行います。  採決は、電子表決により行います。  発議第3号、島根原子力発電所の安全確保と早期の安全協定締結を求める決議について、原案のとおり決することに賛成の方は白色のボタンを、反対の方は青色のボタンを押してください。                 〔投  票〕 ○議長山﨑 正幸君) 投票の結果、賛成全員で、発議第3号、島根原子力発電所の安全確保と早期の安全協定締結を求める決議については、原案のとおり可決されました。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第8 議員の派遣について ○議長山﨑 正幸君) 日程第8、議員の派遣についてを議題といたします。  お諮りいたします。議員の派遣については、会議規則第166条の規定により、配付したとおり派遣することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長山﨑 正幸君) 異議なしと認めます。よって、配付したとおり議員を派遣することに決定をしました。  ただいま決定された議員の派遣の内容に今後変更を要するときは、その取扱いを議長に御一任いただきたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長山﨑 正幸君) 異議なしと認めます。よって、派遣の内容に今後変更を要する場合、その取扱いを議長に一任いただくことに決定をいたしました。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第9 委員会継続審査調査の件 ○議長山﨑 正幸君) 日程第9、委員会の閉会中の継続審査及び調査の件を議題といたします。  各委員長から、委員会において継続審査及び調査に付すべき案件について、会議規則第112条の規定により申出がありました。  お諮りいたします。各委員会の要求により継続審査及び調査に付すべき案件については、配付したとおり閉会中の継続審査及び調査とすることに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長山﨑 正幸君) 異議なしと認めます。よって、各委員長から申出のとおり、閉会中の継続審査及び調査とすることに決定をしました。     ─────────────・───・───────────── ○議長山﨑 正幸君) 以上をもって本定例会に提出の案件はここに全部終了しました。  ここで、市長から発言を求められておりますので、これを許します。  速水市長。 ○市長(速水 雄一君) 雲南市議会6月定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  まずもって、本定例会に提案いたしました議案全てにつきまして可決いただき、誠にありがとうございました。  この間、賜りました様々な御意見、御提言、しっかりと受け止めて、これからの市政運営に生かしてまいる所存でございます。  さて、6月19日をもって政府が要請しておりました移動自粛が全面解除となったところであります。これまで不要不急の移動について、慎重な対応を求めてまいりましたが、東京周辺及び北海道への移動自粛も解除となったことに伴い、自由な往来が可能となりますけれども、市民の皆様には新しい生活様式の実践や業種ごとのガイドラインなどを遵守し、感染拡大の防止に向けた取組の継続をよろしくお願いをいたします。  一方、これまでも雇用を守り、事業者の活動を下支えする施策に取り組んできておりますけれども、引き続き、感染防止対策に伴う緊急支援はもとより、中・長期を見据えた対応にスピード感を持って適切に取り組んでまいります。  新型コロナウイルスという未曽有の困難に見舞われて苦しい今こそ、地域や社会のため、雲南市がワンチームとなって、市民の皆様が健やかに生きる、みんなで学ぶ、生き生きと働くことができるまちのにぎわいを取り戻すために、共に頑張ってまいりましょう。  結びに、梅雨が明けますと、夏本番に向かいますけれども、議員の皆様には切に御自愛いただきまして、山積いたします行政課題に対し、市民の代表として解決に向けた御尽力を賜りますようお願いを申し上げまして、閉会とお礼の御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長山﨑 正幸君) これをもって令和2年雲南市議会6月定例会を閉会します。御苦労さまでした。               午後2時31分閉会     ───────────────────────────────...